小学生の子どもの「汚い文字」を改善!遊びの中で楽しく改善しよう!
- 書字,
カテゴリ
「うちの子、球技が苦手なんです…」
発達障害のお子さんを持つ保護者の中には、こんな悩みを抱えている方が少なくありません。
学校の体育の授業や放課後の遊びで、他の子どもたちが楽しそうにボールを追いかけている中、自分の子どもだけがついていけていない…
そんな光景に、心を痛めているかもしれません。
しかし、ご安心ください。
・発達障害が球技の苦手さにどう影響するか
・日常生活への影響
・改善のための具体的な方法
・「へやすぽアシスト」のオンライン運動療育について
この記事を通じて、上記のようなことがわかります。
お子さんの「球技が苦手」という問題に対する理解を深め、具体的な解決策を見つける手助けをします。すべてを「仕方ない」で落ち着かせる前に、この記事だけでも読んでみてください!
➤発達のプロ(理学療法士)とマンツーマンのオンラインレッスン
発達障害の特徴はさまざまで、その特性は子どもによって異なります。発達障害を大きく分類するとADHD、ASD、LDに分けられますが、これらをもつ子どもが球技に苦手意識を持つ理由を、それぞれの障害の特性を踏まえて解説します。
ADHDの子どもは注意や集中を持続することが難しいため、ボールが飛んでくることに対し反応するのが苦手なことが多いです。野球で例えると、いつ飛んでくるか分からないボールへの準備ができない、ボールが飛んできても準備ができていないし、注意が逸れやすく、結果的にキャッチできないのです。
さらに、衝動的に動いたり、過剰に動くことが多いため、球技で大切なチームワークに影響を及ぼしてしまうこともあります。
特に日本では、チームの中でも役割を決めて規律の中で戦うことが重要視されていることが多く、それが子どものストレスになっているかもしれません。
時にはサッカー漫画のようにエゴを出してもいいと思いますが…(笑)
これらはチームワークだけでなく手先の器用さにも影響しています。手先が不器用なのは、鉛筆や箸の持ち方だけでなく球技とも関係しているのです。
こだわりがあったり、上手くコミュニケーションが取れなかったり、相手の言葉や行動の意図をくみ取ることが苦手なことが多いASDの子どもたち。
同じくチームワークの苦手さを感じているかもしれません。さらに、変化の多い球技の環境に対応することも難しいことがあります。
さらに走り方がぎこちない、協調運動が苦手などの運動能力が球技の苦手さに影響を与えているかもしれません。
LDの子どもは、読み書きが苦手なことが多いですが、これは空間認識能力が弱いことが原因のひとつです。これが弱いと、文字を追ったり、枠に収めて書くことなどが苦手になりますが、これは球技にも影響している可能性があります。
空間認識能力が弱いことで、LDの子どもたちはボールの位置や動きを正確に把握するのが難しいことがあります。さらに見た情報を処理することにも時間がかかるため、迅速な判断や反応が求められる球技でのパフォーマンスに影響します。
「ボールが飛んできたから手を伸ばす」「バウンドしてるからグローブの出し方を変える」といったほとんど何も考えないようなことにもつまづくことがあるかもしれません。
さらにルールや戦略を覚えることが難しいことも、球技をはじめ、スポーツの苦手さに影響していることがあります。
DCDは、大きな病気やケガがないのにもかかわらず、運動の不器用さが極めて大きい障害のことです。すべての運動はつながっており、体をスムーズに動かす必要がありますが、DCDの子はぎこちなさを認めています。
手足の協調運動が苦手で、例えばキャッチをする時に①正面に移動②手を伸ばす③掴むといったことがスムーズに行えないことがあります。
さらに目と体の協調が苦手な子は、目で見たものに対し体で反応することが難しいです。
球技が苦手なことは、子どもの日常生活にも影響を及ぼす可能性があります。これは、スポーツの技能だけでなく、社会的な相互作用や自己評価にも関連しています。
学校や地域の中で、球技は子供たちの間でも人気の遊びだと思います。まさに切っても切れない関係でしょう。球技に苦手意識があることで、遊びに積極的に参加しなくなったり、友達とコミュニケーションをとる機会が減る可能性があるのです。
さらに、球技に多いチームスポーツは、協力やチームワークのスキルを育む機会を子供に与えます。陸上や体操など個人種目だけをやってきた大人も多いため、これが将来に困るとは限りませんが、たくさんの経験をする子供の時期にやっていて損はないものでしょう。
球技に限らず、スポーツにおける成功体験は、子どもの自己評価を高めることができます。逆に、球技が苦手な子どもは、自己評価が低下する可能性があります。これは球技をやる機会が多い子供たちにとってはなおさらです。球技での挑戦や失敗が繰り返されると、子どもは自分の能力に対して自信を失うかもしれません。
その失敗経験が、球技などのスポーツだけでなく、日常生活でも影響を及ぼす可能性があります。自信がない子は自発的な行動が減っていき、初めからあきらめて挑戦することもなくなっていくことがあります。
球技が苦手なことは発達障害だから仕方ないのでしょうか?
答えは、Noです!!!
対策方法1つ目、体幹を鍛えることです。
「ボール持つのは手なのに体幹?」と思われた方もいるかもしれません。しかし、どの運動も土台となるのは体幹です。土台がぐらぐらしていては、上手く腕や足をコントロールできません。
さらに、発達障害の子は体幹が弱いことが多く、日常生活でも姿勢が悪い子がたくさんいます。
まずは、親子で楽しくできる簡単な遊びで、体幹を鍛えることをオススメします!
体幹を鍛えた子どもたちへ。次は目の動きをよくしましょう!
目と体の協調についてはすでに説明していますが、目の動きをよくすること、そして体との協調性を改善することでボールに対しての反応が良くなるでしょう!おすすめはビジョントレーニングです♪
この他にもへやすぽアシスト公式Instagramにて、子どもたちにおすすめの運動をたくさん紹介しています!
毎日新しい運動を追加しているので、ぜひフォローして、毎日の遊びに取り入れてみてください!!
これまで発達障害と球技の関係性を理解し、改善方法を知ってくださったかと思います。
それでも「自分にできるか不安」「子どもがなかなか挑戦してくれない」という保護者の方へ。
お子さまの運動遊びやトレーニングに興味がある方は、へやすぽアシストまでお気軽にお問い合わせください!