小学生の子どもの「汚い文字」を改善!遊びの中で楽しく改善しよう!
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「気が付いたら寝転がっている」「ぐにゃぐにゃしている感じがする」「落ち着きがない」など、子供の姿勢が気になるという悩みを抱えている保護者の方からよくご質問をいただきます。
姿勢について調べてみると、「体幹」という言葉が出てきて、子供にも体幹って必要なの?と疑問に思っている保護者の方も多いのではないでしょうか?実は子供の姿勢・集中力・健康な身体作りと体幹はつながっているってご存知でしたか?
また、子供たちの中には発達障害などで生まれつき体幹が弱く、大人がなんとも思っていないような日常生活でも、多くの悩みごとを抱えている子もいます。
この記事では、体幹を鍛えることで得られる効果や、体幹の弱い子たちが持っている悩みごと、そしてそんな子たちにもできる体幹トレーニングを紹介していきます。
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体幹とは、四肢や頭以外の胴体の部分です。
「体幹トレーニング」や「腹圧」といった言葉がダイエットや筋トレなどではよく使われるので腹筋のイメージが強いのですが、内臓を包んでいるお腹周辺の筋肉をはじめ、実は脊柱・胸郭・肩甲骨・背中や腰、お尻、胸なども含まれています。
身体を動かす際は、体幹に付随する腹筋や背筋など大きな筋肉が始めに動いていきます。そこに手足の筋肉が連動して動いていくため、体幹を強化することで動きがスムーズになり、運動能力がアップして、結果的にパフォーマンスの向上に繋がるのです。
体幹は、中枢神経と臓器がある他、運動をする際に手足の運動連結やバランスを取ることに関して大きな役割を果たしています。
1.身体を動かす
2.身体や動きを支える
3.内臓を正しい位置におさめる
体幹の一つでもある脊柱にはS字カーブがあり、胸郭と体幹を支える筋肉が内臓の保護に貢献しています。このように体幹の担っている役割は重要なものが多いのですが、運動不足など体幹が鍛えられていないと日常生活においてケガや疲労の蓄積など様々なトラブルが起こりやすくなるのです。
体幹が弱い子の特徴として以下のようなことが挙げられます。
・よく頬杖をつく
・落ち着きがない(性格ではなく姿勢)
・集中力がない
・つまづく
・転びやすい
・怪我をする
・疲れやすい
・持久力がない
・すぐ抱っこをせがむ
・ぐにゃぐにゃしている感じがする
・いつの間にか寝転がっている
体幹がしっかりしていないことで、自分の体を壁やほかの物で支えようとし、その結果すぐに姿勢が崩れてしまいます。そうなると次第に集中力も低下し、一つのことを継続してできなくなるのです。
また、座っていたのに、すぐに床に寝そべってしまう子供は、姿勢が悪いのではなく体幹が弱いといった可能性もあるのです。躓きやすかったり、転倒が多いと怪我もしやすく、心配になりますよね。転倒はバランス感覚が大きく関係しています。この時に体幹が弱いと上手くバランスをとれなかったり、とっさの判断で上手く身体をコントロールできなかったりといったリスクが伴います。
すぐに疲れてしまう子は、体のバランスや姿勢の悪さ、効率の悪い筋肉の使い方による疲労の発生が考えられます。だっこをせがむのも、わがままなだけではなくそういった原因が考えられるのです。
発達障害を持つ子供も体幹が弱いことが多いです。それは次のような要因があげられます。
発達障害をもつ子供は、生まれつき筋肉の張りが弱く、低緊張の状態であることが多いです。これは定型発達のお子さまにも増えています。筋肉のパワーが弱いというわけではないため、「筋トレしてもなかなか改善しない!」ということもあります。
また低緊張であることから運動が上手くできず、持久力が低下したり、疲れやすくなったりという悪循環に陥ることもあります。
発達障害の子は自分自身の体の動きや力の入れ具合を把握するという、固有受容覚に問題がある場合があります。それにより、自分の体を上手くコントロールできなかったり、姿勢を保つことに難しさを感じたりするため、さらに体幹を使うことが苦手になってしまいます。
これは日常生活で支障が出るような体の不器用さやぎこちなさがみられる障害です。ジャンプが上手くできない、体を良くぶつける、靴ひもが結べない、物をよく落とすなどの症状を認めることが多いです。
まず、体幹が弱いと姿勢が悪くなります。正しい姿勢を維持するためには腹圧(腹筋による圧力)が必要なのですが、この腹圧が低下すると姿勢を正せずに腰部にストレスがかかります。そのストレスを逃がすために無意識に姿勢を崩してしまうことが、姿勢の悪さにも繋がるのです。
最近では、猫背やO脚で悩む子どもも増えています。姿勢を維持するための筋肉がないと、無理な姿勢が内臓に負担をかけてしまうこともあるので注意が必要です。
また、体幹が弱いと体勢が崩れた際や転んだ時にバランスを上手く取れずケガに繋がりやすくなります。体幹が弱い=正しい姿勢が取れていないということでもあるので、身体の一部に大きな負担がかかりやすくなります。そういった状態が続くと疲労が蓄積し、集中力や学力の低下・ケガの原因にもなるのです。
前述したように、発達障害のお子さまは、「筋トレをしたのに、なぜか体幹が強くならない」ということが起こる可能性があります。また運動を促しても、興味のないお子さまは全くしてくれないこともあります。
トレーニングのポイントとしては、子供に注意を向けてもらえるように、「楽しい」「真似しやすい」「注意が散漫にならない」運動をすることです。
へやすぽアシストではそのようなお子さまに対し、オンラインでの運動の紹介や、「理学療法士」や「作業療法士」などの専門的な知識を持ったコーチとともに、その子にあった運動を一緒に行っています。
その中で提供している運動の中から、3つの体幹トレーニングをご紹介します。
①ママが四つ這いになり、ハイハイで前に進む。
②子供は進行方向に立ち、肩を抑える。
③ママを進ませないように、足でしっかり支えて押し続ける。
このゲームでは、ハイハイで進むママを全身で「押す力」を鍛えることができます。腕で押したり、足で支えるため、手足の運動と思われがちですが、体幹が弱いと上手く踏ん張れずに押し返されてしまいます。大人と対決するというゲーム性もあり、楽しみながら取り組むことができます。
①いくつかの色のフープを用意し、床にランダムに設置する。
②ママは手足をどの色に入れるか指示する。(例:「右足を黄色!!」)
③子供は指定されたように手足を付き、床に体全体が付かないようにキープ!
④一度置いた手足は、次の指示があるまでできるだけ動かさない。
このゲームでは、手足のみで体を支えることで、姿勢を維持する体幹を鍛えることができます。さらに少ない接地面で姿勢を維持するため、バランス感覚や手足の感覚も同時に鍛えることができます。
①二人で向かい合って床に座り、足でボールを挟む。
②相手にボールをパスして、受け取った子はその場で一回転!
③途中でボールを落としたり、足が床につかないようにお腹に力を入れる。
④一回転したら、また相手にパスをする。
このゲームでは、足を浮かせることでお腹を中心とした体幹のトレーニングを行うことができます。さらに、ボールを挟むことで、より左右対称的な力を入れやすくなり、ボールを落とさないように集中しながら運動することができます。二人で協力して何回出来るかチャレンジすると、よりゲーム性が増して楽しくできます!♪
↓↓Instagramにて見本動画を投稿しているので参考にしてみてください!
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体幹の大部分を占めている腹筋と背筋を鍛えることでバランス感覚も同時に養うことが出来ます。腹筋と背筋がしっかりと鍛えらえて発達していれば、不意にバランスを崩した場合にも素早く対応することができ、ケガを未然に防ぐことが出来るのです。
筋肉には赤い筋肉と白い筋肉があることをご存知でしょうか?赤筋は遅筋ともよばれ、長距離選手のような持久力に優れており、白筋は速筋とも呼ばれ、短距離選手のような瞬発力に優れています。
体幹部には赤筋が多くあります。赤筋は姿勢を維持するだけでなく、基礎代謝を司る筋肉でもあるため、基礎体力が向上し風邪をひきづらい丈夫な身体になるのです。
他にも、体幹を鍛えることで成長ホルモンが分泌され、骨や筋肉の発達を促進する、肩こりや腰痛・便秘の解消というメリットもあります。ちなみに、心肺機能が高まることでより良質な睡眠が取れるようになるなど、健康的な身体作りにも役立つので、子どもと一緒に保護者の方も一緒に体幹を鍛えることをオススメします。
「体幹が弱い」のはグラグラな橋の上にいるような状態です。
体幹を鍛えることで、安定した橋の上に乗ることができるため、まっすぐに背筋が伸び、良い姿勢を維持するために腹筋や背筋を使うことの影響として、「学習意欲・自己抑制・自己効力感」があります。教育庁が行った調査によると、座っている姿勢の良い生徒の中で小学生は自己抑制力が高く、中高生は学習に対して積極的で楽しいと感じてるといった傾向があることが分かりました。
また、ある研究によると体幹が強い子ほどネガティブ思考な子どもは少ないということも明らかになっています。
・授業中じっと座っていられない
・姿勢が崩れやすく集中できない
・縄跳びやかけっこ、鉄棒が苦手
・すぐに「疲れた」と言う
・字を書くことが難しい
など
そのようなお悩みをお持ちの方は、まずは無料オンライン体験レッスンに参加してみませんか?事前にお子さまの好みや性格などを伺い、レッスンへの誘い方までご提案します。体験レッスンではお子さまに関するお悩みやお困りごとも、お気軽にご相談ください!
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