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子どもがすぐ「疲れた!」と言うのはなぜ?原因と対策をわかりやすく解説

子どもがすぐ「疲れた!」と言うのはなぜ?原因と対策をわかりやすく解説

「ママ、もう疲れた」その原因とは?

子どもたちが元気に遊んでいる姿は、私たち大人にとっても嬉しいですよね。

しかし、時には「もう疲れた」という言葉を聞くことがあります。お出かけしているときも、抱っこをせがむことが多いというお子さまもいるでしょう。子どもがすぐに疲れてしまうと、親としてはどう対処すべきか悩みますよね。

なぜ子どもは疲れやすいのでしょうか?

そして、疲れやすい子どもにどのように接したら良いのでしょうか?

 

この記事では、子どもの疲れやすさについて、その原因を探り、どのように対応すれば良いのかを考えていきます。私は理学療法士としての経験を活かし、子どもたちの身体的な側面だけでなく、心理的な側面にも焦点を当てて解説します。

子どもたちが健やかに成長するためには、身体的な健康だけでなく、心の健康も大切です。この記事を通じて、子どもたちの「疲れやすさ」を理解し、より良いサポートを提供できるヒントを得ていただければ幸いです。

それでは、子どもの疲れやすさについて、一緒に深く掘り下げていきましょう。

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子どもたちが疲れやすい理由

1. 身体的な要因

子どもたちの身体はまだ成長途中です。そのため、大人と比較して、いくつかの身体的な特徴が彼らの疲れやすさに影響を与えているかもしれません。

筋肉の発達:子どもの筋肉は成長中で、大人ほどの持久力やパワーを持っていません。これが、長時間の活動に対する疲労感を引き起こす一因です。

心肺機能の成熟度:子どもの心肺機能も完全には発達していないため、酸素と栄養素のを体に送る能力が大人より低く、疲れやすくなります。

栄養と水分補給子どもは活動的であるため、適切な栄養と水分が不可欠です。不足すると、疲労感が増します。

このあたりは、疲れやすい要因を考えたときに、たどり着くことも多いのではないでしょうか。
身体の成長がこれからの段階では、疲れやすいのも当然ですよね。

2. 心理的・環境的要因

子どもの疲れは、身体的な要因だけでなく、心理的、環境的な要因にも大きく影響されます。

ストレスと疲労学校や家庭でのストレスは、身体的な疲労感を増大させることがあります。

睡眠の質と量良い睡眠は子どもの健康にとても大切です。不十分な睡眠は、疲労感を増す原因となります。睡眠時のオン・オフが上手くできず、寝るときもずっと興奮している子は疲れやすいかもしれません。

学校や家庭でのプレッシャー学業や家庭内の期待は、子どもにとって大きなプレッシャーとなることがあります。これがストレスや疲労の原因となることがあります。子供を信じないことはよくないですが、過度に期待を寄せたり、「できて当たり前」と思って接することは、子どもにとっては時に逆効果かもしれないのです。

3. 発達障害を持つ子どもの特性

発達障害を持つ子どもたちにとって、疲れやすさは特に顕著な場合があります。これらの子どもたちは、特有の課題を抱えており、これが疲労感に影響を与えることがあります。

感覚過敏発達障害を持つ子どもは、しばしば感覚過敏を経験します。騒がしい環境や強い光などが、彼らにとっては非常に疲れる体験となることがあります。通常の刺激に対しても、敏感に反応していることがあるため、大人は何か不快に感じるものはないかと、そのサインに注意しておく必要があります。

体幹の弱さ:発達障害の子は体幹の力が入りにくいことがあります。その結果、ただ座る、歩くなどといった行為にも、通常以上に頑張らないといけなくなります。

集中力の問題注意欠陥・多動性障害(ADHD)を持つ子どもたちは、集中を維持するのが難しいことがあります。この集中力の問題は、彼らが日常的なタスクに多くのエネルギーを費やすことを意味し、結果として疲労感を増加させます。さらに集団行動を大切にすることは、ADHDの子には難しい場合もあり、無理に合わせようとすることでストレスを感じることにつながるのです。

学習面での課題:特に学習障害を持つ子どもたちは、読み書きや計算などに苦労することがあります。周りの比べると上手くできないことが、彼らのストレスになりやすいです。さらには、できないことを「やる気がない」と理解されないことも。。。

社会的・感情的な課題人間関係の構築や感情の調節が難しい子どもたちは、これらに対処するために余計なエネルギーを必要とします。これが、身体的および精神的な疲労の原因となることがあります。人とのコミュニケーションが苦手な子が、毎日必死で会話しようとすることは、大人が想像する以上にストレスを感じやすいのかもしれません。

疲れやすい子どもへの接し方と対策方法

子どもが疲れやすいと感じたとき、親や保護者としてどのようにサポートすれば良いのでしょうか?ここでは、疲れやすい子どもに対する理解深い接し方とサポートの方法を探ります。

1. 理解と共感の大切さ

子どもが「疲れた」と言ったら、その感情を否定せずに受け入れましょう。子どもの感じている疲労はリアルであり、理解と共感が必要です。「そんなすぐに疲れないでしょ!」とイライラするのも分かります。しかし、親が見離しては、子どものことを理解してあげられる人はほとんどいません。

 

さらに子どもに対して過度な期待を持たないことが重要です。彼らの能力とペースを尊重し、無理をさせないようにしましょう。

2. サポートの方法

子どもが十分に休息を取れるようにすることが重要です。休みの時間を作り、心身ともにリフレッシュできる環境を提供しましょう。

 

健康的な食事、十分な睡眠、適度な運動も大切です。

スマホやゲームをすることが多くなった今、睡眠不足や運動不足はどの家庭でも起こりうる問題です。おすすめは、家族でどこかに出かけることです。昔のように木に登ったり、川で泳いだり、虫を捕まえに行ったりすることは減っていることでしょう。

もちろん、子どもだけでは事故の心配もあるかもしれません。しかし、外遊びの楽しみを子供に伝えることは、スマホに夢中な子どもを外の世界へ連れていくために重要かもしれません。全部丸ごとできるキャンプもおすすめです♪

 

家庭内の環境を見直し、子どもがストレスを感じにくい環境を作ることも大切です。家族間のコミュニケーションを強化し、安心できる空間を提供しましょう。

 

これは私の経験ですが、両親の口喧嘩のような言い合いにはかなりストレスを感じていました。耳をふさぎたくなりますが、子どもの頃の私は何とか仲直りしてほしかったということもあり、「なんで喧嘩してるんだろう」と嫌々ながらも耳を傾けていました。

子どもはとても敏感です。どうか子どものために、どこよりも安定する場所としての過程を作ってほしいです!

参照:福島県-遊びが子どもを大きくする。

子どもの疲れやすさを改善する運動はコレ!

『へやすぽアシスト』では家庭でできる運動をマンツーマンで指導しています。ここでは、我々が実際に行っている運動を3つ紹介します。これらを行うことで、子どもの日々の疲れやすさを改善できるかもしれません!

1.ゲームをしながら体幹トレーニング

ゲームをしているとついつい姿勢が悪くなってしまいますよね。そんな時は、少しの時間でも良いので足やお尻を上げてみてください。小さな習慣は大きな効果が期待できます!全く力を使わない生活から脱却しましょう!

 

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2.足でキャッチボール

大人が投げたボールを子どもは足でキャッチします!キャッチできたら、そのまま足で投げ返してみましょう!足はできるだけ浮かしたままやると、より体幹を鍛えられますよ♪

 

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3.いろんな場所で手タッチ

親子で向かい合って、親が出した手を素早くタッチしましょう!次々に出てくる手を20秒で何回タッチできるかな?しっかり目で親の手を追いかけることで、目の動きをよくすることができ、運動はもちろん、学習面でも良い効果が期待できます!さらに集中力も鍛えられる、万能なトレーニングです♪

 

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へやすぽアシストで遊びながら子供の疲れやすさを改善!

ここまで読んでいただきありがとうございます。子供が疲れやすいとすぐに言う理由は、なんとなくわかりましたか?

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