小学生の子どもの「汚い文字」を改善!遊びの中で楽しく改善しよう!
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「子どもが書いた文字が、線や枠からはみ出ている」
そんなノート見たことありませんか?
そんな様子の子どもに対し、
「きれいに書きなさい!ちゃんとやりなさい!」
と声をかけてしまった保護者の方も多いはず・・・
次第に、漢字練習が嫌いになり、文字を書くことが嫌いになり、宿題もやらなくなる。
文字が枠や線からはみ出てしまうのは、単に子どものやる気の問題ではなく、発達におけるさまざまな要因が絡み合っている可能性があります。
多くの保護者の方が、この問題をどのようにして克服すればよいのか、または子どもが学校で遅れをとってしまうのではないかという不安を抱えています。ご心配なのは当然のことです。子どもの学習や発達において、書くスキルは基本中の基本です。
しかし、ご安心ください。解決策はあります。
この記事では、子どもの字が枠からはみ出る問題の要因と実践的なアプローチを提供します。理学療法士としての視点から、この問題をどのように理解し、どのように対処すればよいのかについて、具体的なアドバイスをお伝えします!!
一緒に、お子さんが直面しているこの挑戦を乗り越え、綺麗な文字をかけるように取り組んでいきましょう!
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子どもが文字を書く際に枠からはみ出す現象は、多くの保護者の方が心配されています。これは、単に「きれいに書けない」という問題以上のものを表している場合があります。理学療法士として発達の観点から見た原因は以下の通りです。
適切な姿勢を保つことは、効率的な書字に不可欠です。不適切な座り方や机と椅子の高さが合っていない場合、子どもは文字を書く際に適切な動きを行うことが難しくなります。子供の座り方のチェックリストはこちらです!
✓足の裏はべたっとついているか
✓膝は90度程度に曲がっているか
✓体は机に対し正面を向いているか
✓反対の手でノートや紙を抑えているか
✓深く座っているか(骨盤が後傾していないか)
✓座面は膝裏のあたりまであるか。
書字には、指先の繊細な感覚と制御が必要です。
指先の力が弱かったり、適切な筆記具の持ち方ができなかったりすると、文字の形成に影響が出ることがあります。子どもが筆圧を適切にコントロールできない場合、文字が大きくなりがちで、結果として枠からはみ出してしまいます。
書字には、目の動きを正確にコントロールし、書かれた文字を追跡する能力が求められます。「見て追う力」が未発達だと、文字の間隔や行間を正確に保つことが難しくなります。
板書をする際も同じです。先生が黒板に書いている文字を見ては、ノートを見て書く、また顔を上げて黒板を見るの繰り返しであるため、目の動きが良くないと、スムーズに書くことは難しいです。
ボディイメージ、つまり自分の身体に対する認識が苦手な場合、それは書字における身体の動きに影響を及ぼす可能性があります。
子どもが自分の身体とその動きを正確に認識できないと、文字を紙の特定の場所に配置することが難しくなります。体の位置関係、指先の動きなどを、自分自身でも上手くコントロールできていないのかもしれません。
手と目の協調がうまくいかないと、子どもは書く際に線を正確に追うことが難しくなります。
「見たものを脳で処理し、体を動かす。」
このサイクルが上手くできないと、スムーズに書くことはできません。スムーズに書けないことは子どもにとって大きなストレスとなり、結果的に乱雑に書いてしまうことにつながることもあります。
子どもが空間や距離を正確に認識できない場合、文字の大きさや間隔を適切に調整することが難しくなります。文字のバランスが悪い子や図形問題が苦手な子は、空間認識が正確におこなえていないかもしれません。
子どもの字が枠からはみ出る問題に直面したとき、多くの保護者の方は、より多くの書く練習が解決策であると考えがちじゃないですか??
しかし、このアプローチが必ずしも最適な解決策とは限らない場合があるんです。
問題となる部分が分からないまま、そこに対処せずに単に書く量を増やすことは、時に逆効果となることもあります・・・
①ストレスの増加:子どもが書くことに苦手意識を持っている場合、過度の練習はストレスを増加させ、書くことへの抵抗感を強める可能性があります。
②問題の悪化: 姿勢や筆記具の持ち方、筆圧など、書く技術に関する基本的な問題が解決されていない状態で練習量を増やすと、不適切な習慣がさらに固定化され、問題が悪化することがあります。
③モチベーションの低下: 書く練習を強制されることで、子どもが学習に対して否定的な感情を抱き、モチベーションが低下する可能性があります。
よくよく考えれば、当たり前ですよね。誰だって苦手なものを、「苦手ならもっと練習しなさい!」と言われたってやりたくないですし、ストレスしかないですよね。
子どももなぜ自分が上手く書けないのかが分からないのです。原因を明確にして、そこに対処することが、子どもにとっても親にとっても大切なことなんです。
それでは、「書く練習」はせず、何なら勉強している雰囲気すら感じさせない、楽しく遊びながら書字を改善する方法をお伝えします。
これは紙コップを使ったビジョントレーニングです!👀
準備するのはペンと紙コップだけ!1〜10の数字を紙コップに書いてランダムに並べたら、後は順番に積み重ねるだけ!!タイムアタックすると盛り上がりますよ🏃♂️
目の動きや目と体の協調性を鍛えられます!見る力と腕や指先を動かす力が身につくので、板書はもちろん!目で追いながら文字を書く能力が高まります!!!
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ティッシュを落とさないように下からフーフー!!
ティッシュを追いかける目の力と、息を吹きかけることにより腹圧が高まることで姿勢が良くなりますよ!
家族みんなで落とさないように協力チャレンジしてみてください🔥
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指先の力を入れるための遊びです!
手の力はあるよ!っと思っていても3本指だと意外と力が入りにくいかも?
大人がチャレンジしても意外と難しいので是非一緒にしてみてください🔥
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・子どもの字をよくしてあげたいけど、どうしたらよいか分からない
・子どもの字が汚い原因を知りたい
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