小学生の子どもの「汚い文字」を改善!遊びの中で楽しく改善しよう!
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子どもの運動会や学芸会などで、周りの子どもより動きが遅かったり、上手に身体を動かせない我が子を見た時に不安を感じてしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。
小学生になると体育の授業もあるので、運動音痴だと学校生活にも支障がでるのでは?と心配になりますよね。
この記事では、子どもの運動音痴の克服方法について解説していきます!
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昔から、「運動音痴」「運動神経が良い」といった言葉がありますよね。
しかし、実際には「運動音痴」や「運動神経」というのは正確には「運動能力」のことを指しています。
そもそも運動能力は、生まれつきなものではなく子どもの頃の運動体験の頻度や内容によって、後天的に伸ばすことが出来る能力なのです。
「うちの子は運動音痴だから運動が上手くできない」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、運動音痴だから運動が苦手だったり、上手く身体を動かせていないということはないのです。
運動体験が少ないと指令を出すためのベースとなる情報が極端に少なく、脳から全身に最適な指令が上手く出せません。
そうなると、結果としてスムーズに身体を動かすことが出来ず、ぎこちない動きになってしまったり、上手く身体を動かせないということに繋がるのです。
まず、運動を行うことで、脳は失敗経験を蓄積しています。
「運動指令プログラム」をつくりだすメカニズムが小脳にはあり、今まで蓄積した失敗経験をもとにフィルタリングをかけて身体に対して指令を出します。
ですから、運動体験が少ないと、プログラムをつくる情報が少ないため、上手く指令を出すことが出来ず、身体を上手く動かせない・運動が上手にできないといったことに繋がります。
反対に、運動が得意な人は運動体験が多いので、蓄積された失敗経験から指令を出す「信号」が厳選されます。そのため、その動きや運動に適切な筋肉のみが動くため、無駄な動きが少なく、効率的に身体を動かすことが出来るのです。
ですから、運動音痴というのは運動体験が少ないから上手く身体を動かすことが出来ないだけで、身体を動かす頻度を高めていくことで解決することが可能なのです。
人間は誰もが「何も出来ない状態」で生まれてきますよね。例えば、生まれた瞬間から首が座って歩ける子というのはいないのではないでしょうか。
しかし、生まれてから始まる「ハイハイ」や「つかまり立ち」といった動きのトレーニングの量や質が子どもの運動能力の差に繋がっているのです。ですから、生まれつき運動神経が抜群という子も実際のところはいないのです。
つまり、運動能力に差異が生じるのは生まれた瞬間から始まる動き・トレーニングの量や質がそれぞれ異なるためなのです。
両親がスポーツをやっていると、その遺伝から子どもも運動が得意なのでは?と考えがちですが、実は日本を代表するスポーツ選手の両親はみんなもともとスポーツ選手だったかというとそうではありません。例えば、テニスの錦織圭選手の両親は趣味でテニスを楽しんでいたり、野球のイチロー選手も父親はプロ野球の選手ではありませんでした。
しかし、運動が得意な親に育てられる子は幼少から身体を動かす機会が多い傾向にあり、自然と運動体験が増えているのです。
「私が運動音痴だから我が子が運動音痴なのは仕方ない!」
「僕は運動音痴だから上手にスポーツが出来ない」と、運動能力の向上に対して、諦めてしまったことはありませんか?
「運動神経は遺伝が関係する!」といったエビデンスのないことでも子どもの頃から耳にしたことがあると、諦めてしまうことも無理はありません。それに、苦手なものに対しては知識や情報は少なく、前向きに考えることも難しいですよね。
しかし、「運動音痴」と感じるか、「運動が得意!」と感じるかは意外にも先天的なものではなく運動体験の頻度や内容で大きな差異が生じるのです。
あまり身体を動かす習慣がないと、運動に対して「慣れ」がなく、上手に身体を動かすことが難しいのです。身体を動かさないと、運動能力を司る神経の発達も停止するため余計に身体を上手く動かせない理由になります。
また、人間の身体というのは脳からの指令ありきで初めて動きます。慣れている動きや動作に関しては、スムーズに指令を出せますが、初めての動きや不慣れな動作に関しては上手に指令が出せません。
子どものうちは運動体験が少ないからこそ、身体を動かすことに慣れていないとこの指令をスムーズに出せていないということが往々にしてあります。
要するに、運動体験や運動経験が少ないために、運動に慣れていなかったり、身体の動かし方がよく分からないという子どもが「運動音痴」と思い込んでしまう理由なのです。
運動会や授業と言った場面でお友達よりも上手に出来なかったり、自分が足を引っ張って負けてしまった経験があると自分は「運動音痴」「運動が苦手」だと自信をなくしてしまうお子様も少なくありません。
そういった運動を苦手とする子どもに共通する特徴が3つあります。
・姿勢が良くない
・身体に触れられることが苦手
・上手くしゃがむことができない
運動音痴と言う子やスポーツを苦手としている子は、猫背になりやすく姿勢が崩れて前傾姿勢になる子が非常に多いのが特徴的です。運動時に最初に働く筋肉は深層にあるため、運動をしていないと未発達な子どもが多く、表面の筋肉で姿勢を保持するので結果として前傾姿勢になりやすいのです。
他にも、極端にスポーツや運動が苦手!という子は、身体を触られると「くすぐったい」「少し触れているだけで痛い」など身体の表面の筋肉が過度に緊張している傾向があります。
そのため、他者から触られたり、体育の授業などの補助で触られた時に過剰に反応してしまうことが多いようです。身体を上手く使えていないが故に起きている特徴とも言えます。
また、運動が苦手な子に多いのが「股関節が硬い」ことが原因で周辺の筋バランスが崩れ、上手にしゃがめない・和式トイレが使えないという子どもが近年増えています。
この3つの中で一つでもお子様に当てはまるものがあったら、運動頻度を少しずつ増やしながら「運動音痴」という思い込みから脱出できるようにサポートしていきましょう。
「うちの子、もしかしたら運動音痴かも?」と感じたら、まずは子どもが一週間の中でどれくらい身体を動かしているか振り返ってみましょう。時代の変化と共に、家の中で遊ぶことが増えていますし、屋内で遊ぶことを好む子もいますよね。
しかし、実のところ運動が苦手な子の多くは身体を動かす頻度が少なく、幼少期の運動の頻度が将来の運動能力にも影響が出ているのです。
身体を動かしたり、スポーツを行う習慣があまりない子どもは、運動体験が少ないことから上手く身体を動かすことが出来ません。生まれた時の運動能力自体はみんな同じなので、幼少期の運動への取り組みの頻度で大きく変わります。
スポーツ庁が行った「平成29年度体力・運動能力調査」では、就学前の外遊びの頻度と現在の体力や運動能力の関係について分析がされており、未就学児の運動体験の頻度が運動能力に関係していることを裏付けているデータがあります。
分析されているデータは、小学校に入学する前の外遊びの実施状況別に、小学5年生の新体力テストの合計点を示したものです。
入学前に一週間の中でも頻繁に外遊びをしていた子どもは男女ともに合計点が高くなっています。例えば、入学前に週6日以上の外遊びをしていた群と、週1日以下しか外遊びをしていなかった群とでは、男女どちらも6点程度の差があります。
このような調査からも幼児期の運動環境が、その後の運動能力の向上に大きく影響することがわかります。
ですから、折に触れて我が子が「運動音痴かも?」と感じた時には、お子様の運動体験や身体を動かす頻度について振り返って考えてみることをオススメします。ちょっと足りていないかも…というときは、公園で走り回ったり、ボールで一緒に遊んだりして親子で身体を動かしながら運動体験を増やしてみてはいかがでしょうか。
幼児や小学校低学年といった低年齢の子どもは、骨や筋肉が出来上がっていません。この時期の子どもたちは月齢などもあわせて考えると、成長の差が著しく、同じ学年でも出来ることや・スピードが異なるということはよくあります。例えば、三月生まれの子と四月生まれの子では一年の差があるわけですから、運動のレベルにも差が出てくるのは当然です。
また、月齢とは関係なく成長がゆっくりな子どもでも年齢を重ねていくと必ず成長して身体が大きくなったり、出来ることが増えていきますので、周りの子どもと比べて少しペースがゆっくりでもあまり気にする必要はありません。
どのスポーツでも身のこなしが上手かったり、動きがスムーズな子っていますよね。俗にいう「スポーツ万能」な人というのは、何に長けているのか気になりますよね。ここからは、運動が得意な人に共通する「調整力」について紹介していきます。
運動が上手な人には共通して「調整力」があることをご存知でしょうか?調整力は、バランスをとるために姿勢を調節したり、巧みで俊敏な動きが出来たりする能力です。神経系に刺激を与える「コーディネーショントレーニング」を行うことで調整力は向上します。
生まれた時から運動能力に優れている子どもはいませんが、その後のトレーニングによって将来的な運動能力は大きく変わります。
5~8歳
プレゴールデンエイジ期でもあるこの時期は、様々な動きを体験することで全身に神経を張り巡らすことができ、それが将来の運動パフォーマンスにも大きく影響します。
9~12歳
ゴールデンエイジ期に該当するので全身運動やコーディネーショントレーニングを取り入れながら、多くの動きを経験していくことで運動能力が向上します。
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世間一般で言われている「運動音痴」というのはそもそも実在しません。この場合で言う、「運動音痴」は「運動能力が低い」ということになります。
運動能力が低いということは、すなわち上手く自分の身体をコントロールすることが出来ないということです。
その最大の原因は「運動体験が少ない」ことにあるのです。
運動会や授業参観などで我が子が周囲と比べて上手く身体を動かせていないな…と感じたら、まずは一週間の中でどれくらい子どもが身体を動かしているのかを把握することから始めてみましょう。
特に、運動を苦手としている子の多くは、姿勢が悪かったり、股関節が硬いといった傾向にある他、小学校入学前までの運動頻度が少ない子どもほど、その後の運動能力が低いといった調査結果もあります。
「オギャー!」と生まれた時の運動能力に差異はありません。つまり、運動能力というのは両親からの遺伝によるもので決まるのではなく、後天的な要素が多いものなのです。
生まれて来てからどのような運動体験をどれくらいしたかで、運動能力は変わってきます。
今、運動が苦手!と感じている子でも運動の頻度を増やしていくことで運動能力を向上していくことは可能なのです。
ぜひ、お子様と身体を動かす頻度を増やしながら運動能力の向上をサポートしてあげてください!