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宿題中にすぐ立ち歩く・集中できない子どもの原因と対処法【専門家監修】

宿題中にすぐ立ち歩く・集中できない子どもの原因と対処法【専門家監修】

執筆:まさやコーチ
指導実績1万人以上、理学療法士・作業療法士など200名超が在籍するへやすぽのマネージャーコーチ。
一児の父・理学療法士として急性期病院での臨床経験をもとに、これまで自身では1,000人以上の発達に悩む子どもの運動・姿勢改善をサポート。「不器用さ」の原因を感覚・身体機能の視点から分析し、根本からの改善に取り組んでいる。

小学生なのに、たった5分も宿題に集中できないのはどうして?

宿題を始めたと思ったら、5分後には遊んでる。気づけばリビングをウロウロしている。

小学生のお子さんを持つお母様から、「宿題中の集中力」に関するお悩みは絶えません。

でも、これは「やる気がない」からでも「集中力がない」からでもなく、脳が刺激を求めている状態かもしれません。

この記事では、お子さんが「座っていられない」本当の理由と、今日からご家庭でできるアプローチを紹介します。

「集中できない」は「感覚」のせい?3つのタイプ別の子供の行動

「じっと座って勉強する」という行為は、子どもにとっては非常に高度な脳の働き。

落ちつかないのは、主に3つの理由があるんです。

①動いてスイッチを入れてるタイプ

揺れやスピードを感じる「前庭感覚」のセンサーが鈍いお子さんは、普通に座っているだけだと、ぼーっとしやすいです。立ち歩いたり、椅子をガタガタすることは、「自分、起きて!」と体から脳に刺激を入れている状態です。

つまり、勉強前の準備体操のようなものだったんです。(ダイエットは明日から、のように意気込みだけで終わることも多いですが笑)

②自分の体が分かりにくいタイプ

固有感覚が鈍いと、自分の体の位置や姿勢がぼんやりします。気分は透明人間。そのため、落ち着いて思考に集中することができないのです。

ドスドス歩いたり、床にゴロゴロすることで、「私はここにいる!」と体で感じようとして思考に集中しようとしているんです。

③情報が多くて疲れるタイプ

逆に、感覚が過敏なタイプのお子さんもいます。時計の音、窓の外の景色、家族の話し声……。

周りの情報が多すぎて、脳がパンク状態。その場にいるのがしんどくて、離れることで自分を守っています。「どうやって気持ちを落ちつかせようとしてるかな?」そう見てみると、ちょっと見え方が変わります。

メモ

前庭覚:体の傾きや揺れを察知するセンサー。バランスをとるために必要な感覚。

固有覚:力の入れ具合や関節の動きなどを察知するセンサー。力加減の調整や体を思った通りに動かす際に必要な感覚。

学校・家でよく見られるサイン【感覚の偏りチェックリスト】

これ、感覚の問題かも?お子さんの様子をチェックしてみてください。

✅食事中もじっと座れず、ウロウロする

✅椅子の脚をガタガタさせる

✅ソファで跳んだり、高いところから飛び降りるのが好き

✅音や匂い、服のタグの感触などに過敏に反応する

✅よく物にぶつかったり転んだりする

✅テレビや本、ゲームに集中しているときは、驚くほど落ち着いている

✅新学期など変化があると疲れやすい

「好きなことなら集中できるのに…」これ、すごく大事なサインです。好きなことに集中できるのは、余計な刺激をシャットアウトできている状態。集中力はちゃんとあります。

ただ、勉強になると「見る・聞く・書く」を同時にやるから大変に。図書館なら勉強がはかどるけど、友達との勉強会だと何もできないのと同じ。

集中できないんじゃなくて、“環境と負荷が合ってないだけ”なんです。

▶︎詳しいメカニズムは無料セミナーで解説しています

「宿題しなさい!」はもう卒業!感覚を整える運動遊び5選

「宿題しなさい!」と毎日言うのは、ママが大変。

脳が「集中できる状態」を先に作ってあげることで、子どもが自分から動けるように!

①トランポリン

おうちにあるなら最もおすすめです

ジャンプの上下の動きと、着地時の足裏への感覚は、脳のスイッチを押してくれます。

「宿題の前に5分跳ぶ」これだけで集中タイムが劇的に伸びたというお子さんは少なくありません。

▶︎感覚についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

②スティックバランス

 

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なぜこの運動が効くのか:

プールスティックに乗って落ちないようにバランスをとります。

バランスをとるためには、足の裏から感覚を感じて、頭の先まで体の軸を作ることが重要。

スポンジ素材でできているから踏ん張りがききやすく、落ちそうで落ちないギリギリを楽しめます。

③身体風船タッチ

 

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なぜこの運動が効くのか:

風船をポンポンしながら、頭→肩→お腹→足の順に体をタッチします。

私たちがバランスをとるためには、目からの情報が大きく左右します。

風船をポンポンすることで、楽しみながら、目からの情報を減らして体を安定させる力をつけます

 

④ストーンから落ちるな

 

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なぜこの運動が効くのか:

輪っかに設置したストーンの上でスティックをかわします。

周りを見ながら自分のバランスをとれるようになると、体を安定しながら頭を使う力が育ちます。ママはスティックを動かすだけでラクにできます。

 

⑤紙コップバランス

 

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なぜこの運動が効くのか:

並べた紙コップを触らないようにステップをふみます。

片足でバランスを取りながら、足の動きを細かく調整する力は、姿勢はもちろん、かけっこ・サッカー・跳び箱など様々な運動にも効果的です。

こんな時は専門家のサポートが近道です

感覚の問題は複数の感覚がそれぞれ関係しあっているため、良かれと思って行った運動が、お子さんのタイプによっては逆効果(さらに興奮させてしまう等)になることもあります。

家庭での工夫に限界を感じた時。ママが一人で抱えなくていい3つのサイン

「担任の先生から集中力がないと指摘された」

「宿題のたびに親子喧嘩になり、ママも子供も苦しくなっている」

「ママがいろいろ工夫してきたが、変化が感じられない」 

ひとつでも当てはまったら、ママが一人で抱えなくて大丈夫。プロに頼ることで、ママの負担、ぐっと軽くなります

まとめ

宿題中の立ち歩きは、やる気がないからじゃなく「集中したいから」起きていることも。叱って座らせるより、運動遊びを通して感覚を整える方が近道。

そして本当に大事なのは、その子の特性に合った関わり方を知ること。一人で抱えず、頼れるところは頼ってOK。ママがラクになることが、いちばんの近道です。

落ち着きのなさが気になるなら、専門家に一度相談を

「じっとできない」「授業中に立ち歩く」「座っていられない」

これらはすべて体幹と感覚の発達と関係しています。へやすぽアシストでは、理学療法士・作業療法士が自宅2畳からお子さまの体幹と感覚統合をマンツーマンでサポートします。

発達が気になるお子さまの保護者向けに無料オンラインセミナーを開催しています。まずはお気軽にご参加ください。

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