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発達性協調運動障害(DCD)とは?不器用で悩んでいる子供への具体的な対策

発達性協調運動障害(DCD)とは?不器用で悩んでいる子供への具体的な対策

発達性協調運動障害(DCD)=不器用・ぎこちない

「どうしてうちの子は運動がうまくできないんだろう…?」

縄跳び、ボール投げ、かけっこ。がんばっているのにうまくいかない。つい叱ってしまった後に、罪悪感を感じる──。そんな悩みありませんか?

でも実は、運動の苦手さや不器用さには“脳と体の連携の難しさ”という見えない原因があるかもしれません。

そしてその背景には、「DCD(発達性協調運動障害)」という発達の特性が関係していることも。

 

発達性協調運動障害(DCD)とは、走る・跳ぶなどの運動や、文字を書く・お箸を持つ・靴紐を結ぶなどの細かい動作、片足立ちなどのバランス能力のいずれか、もしくは全てにおいて不器用さが見られるのが特徴です。

今回はそんな、発達性協調運動障害(DCD)をはじめとする、運動が苦手・不器用などへのサポート方法について解説した、へやすぽアシストのYouTubeをご紹介します!

動画は最後に載せているのでぜひご覧ください!

運動が苦手・不器用の原因とは?

脳からの指令によって、筋肉や手足が動く仕組みになっています。
しかし、DCDの子どもたちはこの指令伝達がうまくいかず、動きがぎこちなくなったり、フォームが崩れたりします。

 

運動が苦手だったり不器用だったりすることによって、「ふざけてる」「怠けてる」と誤解されがちですが、子どもたちは必死です。
叱られることで自信を失い、次の挑戦への意欲を失ってしまうこともあります。

また、DCDは体育だけでなく、箸や鉛筆の使い方といった日常動作にも影響します。

 

そんな子に対して、

「とにかくやればできる!」

「失敗してもいいから100回練習しなさい!」

そういった精神論・根性論的な声かけは、DCDの子どもにとっては逆効果になることがあります。

親がやるべき4つのサポート

動画では、DCDや運動が苦手な子への効果的なサポート方法を4つ紹介しています。

① 褒め方を変える

できた・できないではなく、“チャレンジした”ことを認めて褒める。

「5回跳べたね」よりも「今日も挑戦しててすごいね」が子どもの意欲を育てます。

② 関係性を深めましょう

スキンシップや声かけなど、安心できる関係性が土台。

特に、思春期になると親との距離ができやすいため、日頃からの関わりが重要です。

③ 目標は“スモールステップ”で

「来週には100回跳べるようになろう!」はNG。

“いまの子どもにとって現実的なゴール”を一緒に設定し、達成体験を積ませることで成功体験と自信が育ちます。

④ 我が子にやらせるべき運動遊びの選び方

実は、運動能力を伸ばすには「走る」「跳ぶ」といった表面的な練習だけでは不十分です。

重要なのは、子供の発達段階に合わせた運動を行うこと。子供は「感覚」が育っている子ほどぐんぐん育っていきますが、この感覚の発達がゆっくりだった場合、困り事が多く生まれてしまいます。

 

そんな感覚をうまく処理できるようにすることが感覚統合です。

感覚統合=脳が感覚情報を整理して、動きに変える力を養うこと。

そのために必要なのが、「発達のピラミッド」をもとにした感覚あそび。

視覚、聴覚、触覚、前庭感覚、固有感覚など、複数の感覚を整理しながら体を動かす土台作りが必要なのです。

(※詳しくはYouTubeで解説しています!)

へやすぽアシストの解説動画で運動苦手を改善しよう

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