しばらく新聞紙を触っていると「ボールみたい!」と言って投げたり、以前PAPAMOのスポーツで取り組んだ
野球をしようとバットとボールを作ったりしていました。
ハサミで新聞紙や広告の写真やイラストを切り取ることに夢中になった子は、写真を組み合わせて
コラージュに取り組んでいました。こどもたちの柔軟な発想力に脱帽です。
作品ができてくると、今度は「いらっしゃいませ~!」とお店屋さんの元気な声が聞こえます。
先生やお友達同士でのやり取りも楽しそうです。
一方、会話をすることなく夢中で向き合っていた子は、自分の作品を入れるバックを新聞紙で手作りしていました。
肩からカバンを下げてニコッと笑うと自慢気に歩き回る姿が微笑ましかったです。
輪投げや大きなゲーム機をつくる子がいれば、つくりたい作品を思い描き会話をすることを忘れる子がいたりと、
こどもたち一人ひとりの個性がみられたプログラムでした。
新聞紙一つだけを使っても、作品のかたちや楽しみ方は千差万別!
制約があるからこそ広がる創造性がみてとれました。
今回は新聞紙でしたが、身の周りには様々なモノが落ちています。
ゴミとしてみるのか、素材としてみるのか、向き合い方一つで新しい世界が見えてきますね。
~保護者の方から~
「棒状の新聞紙を組み合わせると家がつくれると知り驚きました!ブロックとか好きなので、おうちでもやってみたいです」と
工作が大好きなママから嬉しい言葉をいただきました。