室内遊びはこどものできるが広がるチャンス! マンションでも夢中になれる運動 & 遊び集

ppm_official_adminあそび

部屋すぽ特徴

1. 外出ができない日の “困った” は、こどもの成長を促すチャンスです

屋外遊びのできない雨の日や休校・休園など、こどもは体力を持て余してかわいそうなものです。普段なら、屋内で遊べるプレイスペースやイベント、友人宅など気分を変えるアクティビティが考えられます。しかし、コロナ禍で人の多い場所を敬遠して自宅で過ごす時間が長くなり、お困りの親御さんも多いのではないでしょうか。そこで、長時間室内で過ごすこどもたちに、室内でできる楽しい遊びや意外とできちゃうあの室内運動をご紹介します。 身近にある道具と簡単な方法で、誰でもトライできる上に、こどもの成長を育むものを集めてみました。

2.室内遊びには、こどもの知育や成長の可能性がいっぱい

日頃おもちゃなどに頼っていると、そのうち室内遊びだけでは飽きてしまいますよね。こどもにとって毎日が新しい発見となり、刺激となるような体験を増やしてあげたいものです。こども自身の創意工夫を促し、活動の幅を広げるような、身近なものを使った遊びをご紹介します。

巧緻性(こうちせい)を育む、粘土遊び

粘土遊び 手先を繊細に使う粘土遊びは、巧緻性(こうちせい)を育むと言われています。これは手先の器用さのことで、こどもの脳の発達に良い影響があると言われ、ひいては知能を高めるのにも良いそうです。 特に手作りの小麦粉粘土は、お家にあるもので簡単に作れて安全なのでおすすめです。 【小麦粉粘土の作り方】 1.小麦と水を3:1の割合で用意。 2.そこに、塩、油少々と、色付け用の食紅を少々。 パン屋さんごっこなど、ごっこ遊びに発展させるのも楽しいですね。

こどもの自由な発想を引き出す、新聞遊び

読み終わったら捨てるだけの新聞紙ですが、こどもにとっては貴重な遊びの材料です。自由に形を変えられる便利な質感と、その大きさから、ほかの材料ではなかなかできないような独創的な遊びを見つけることができます。ぜひ親子で楽しんでみてください。

アート感覚でいろんな造形を楽しむ

新聞紙造形 破ったり、丸めたり、自由自在に形を変えられる新聞紙。これを使ってアート感覚で造形やごっこ遊び、写真や文字を使ったコラージュを楽しんではいかがでしょうか。その際のちょっとしたコツが、あえて新聞紙だけを使うという制限を設けること。普段は道具やおもちゃに頼ってしまいがちなこどもも、新聞紙一つをいかに使うか、試行錯誤し工夫をこらします。大人が想像もしないようなアート作品がきっと完成するはずです。

お家を作って大工さん遊び

大工さん遊び まるめた新聞紙を使ってしっかりと柱を作り、屋根を大きく覆ってかぶせればお家の完成です。色をぬったり、色紙を貼ったり、工夫するのもこどもたちには楽しいはず。また、秘密基地のような感覚でこどもの好奇心を刺激します。

新聞の山で宝探しゲーム

宝探しゲーム ビリビリの新聞の山の中から、ルールに従って宝探しをするゲームはいかがでしょうか。 1.細く破った新聞紙の山をたっぷり作る。 2.その中にこっそりおもちゃやカードを隠す。 3.こどもに探してもらう。 ヒントを書いたカードをいくつか隠して、クイズにして遊ぶのも面白いです。

3.室内で心配だったボールあそびがおうちの中でも安全に楽しめちゃう?!

室内で長時間過ごす日が続くと、心配なのがこどもの運動不足。体力を持て余していると、どこか落ち着きがなくなったり、生活リズムが乱れてしまったりなど心配事も増えますよね。 最近では、魅力的な室内遊具も様々ありますが、今回はスペースの限られたお部屋やマンションでも安心して取り組めるボールあそびをご紹介します。

風船がボールに変身!

風船ボール 大人の顔くらいの大きさの風船に十字にガムテープや養生テープなどを巻くと、風船をボールとして使うことができます。風船は、楕円形よりも円形がおすすめです。 テープを巻くことで通常のボールより軽く、風船よりも重いため、ボールに慣れていないお子さんでも扱いやすくなります。また、室内のものに当って倒してしまうといった心配もなくなります。 また、バスケットボールのようにあそぶ場合は、風船が入るサイズのゴミ箱・段ボール・洗濯カゴ・大きいマチつきバックなどをバスケットボールのゴールのようにも使うこともできます。

ボールをまっすぐ飛ばすコツ

ボールを相手にパスする際、思い通りの方向に飛ばなかったり、遠くまで飛ばずに落下してしまったりすることもありますよね。 そこで、今回はオンライン親子運動教室「へやすぽ」で実際に取り組んだバスケットボールのチェストパスを例にコツをお伝えします。

合言葉は「おにぎりビーム!」

風船ボールのコツ 両手で三角形を作っておにぎりのような形にしてボールを持ちます。 風船ボールのコツ 胸の前から腕をピーンとのばすようにボールを投げます。まるでおにぎりを飛ばすような「おにぎりビーム」ですね! お子さんは「おにぎりビーム!」と言いながら投げるとパスのイメージがつかみやすいです。

おうちからオンラインレッスンに参加してみよう!

へやすぽ 「へやすぽ」は、週1回30分のオンライン親子運動教室です。 「幼児期に身につけたい36の基本動作」を取り入れたプログラムで、プレゴールデンエイジに必要な基礎体力や運動感覚(空間認知、平衡感覚など)を育みます。 10-12月の3ヶ月間、「投げる・捕る・打つ・蹴る」といった球技の基本動作をテーマに取り組んでいます。 さきほどご紹介した風船ボールを使い、パス・ドリブル・キャッチ・シュート・ディフェンスなどの動きに、あそびながら親子で取り組みます。 たとえば、「投げる」動作は、繰り返し経験・学習することにより、下半身を連動したり、腕を大きく振るなど、全身を使って力強く投げられるようになったり、ボールの速度やコントロールなども徐々に身についてきます。 球技の基本動作は、体育やバスケットボール・野球などのスポーツを楽しむ土台となります。
日常生活の中で展開できる遊びを持てることで、こどもの活動の幅は広がります。身近なことから遊びを発展させる創造性もこの機会に育めると良いですね。また、久しぶりに長時間こどもと過ごしてみると、「こんなこともできるようになっていたのね」「うちの子、意外とこれが得意なんだな」と親にとっても嬉しい発見があるかもしれません。 外出が制限される時期は、こどもの可能性をじっくりと身近で見つめる良い機会と捉えてみてはいかがでしょうか。