【インタビュー】なぜフェンシングなのか?

インタビュー

今月のPAPAMO SCHOOLスポーツは「フェンシング」でした。

一見こどもがプレイするには危なそうとも思えるフェンシングをなぜ選んだのでしょうか。
しょーへーコーチに聞いてみました。

Q: なぜフェンシングを選んだのですか?

フェンシングでは、剣を持つことで実生活では実現しにくい「生きるか死ぬか」の戦いを擬似体験することができるので、スリルや緊張感を味わうことができます。
同時に、「自分がやらなければやられてしまう」という攻めなければいけないという気持ち掻き立てることで、積極性を養うことができます。
こどもの成長だけでなく、「うちの子は大人しい・・・」なんて思っていた子が、「人が変わったかのようにテンションが変化して驚いた!」など、保護者の方もこどもの新たな一面を発見することができます。

Q: フェンシングは危なくないですか?

PAPAMOフェンシングでは、安全性を確保するために、特別に設計・製作した道具を使っており、ルールも少し変えているので、大きなケガは起こりにくいです。

Q: PAPAMOフェンシングの特徴を教えてください。

もしかしたら「ケンカみたいになりそう・・・」と心配する方もいるかもしれません。

確かに、相手に先に剣で突かれて負けたときには「自分が絶対一番強い、そうでないとやだ!」など悔しさから、多少なりとも心的ダメージを受けてしまうでしょう。こどもの性格にもよりますが、その心的ダメージの大きさは様々です。

しかし、PAPAMOフェンシングではプラスに変える仕掛けを取り入れています。

普通のフェンシングでは「剣が刺さると痛い」、「相手の表情がみえない」という状況下での試合となりますが、PAPAMOフェンシングでは、
・ 道具やルールの変更によって「突かれても痛くない」
・ 安全な道具を使っているからこそ、顔を覆うのがメガネのみで良いので「相手の表情がわかる」
という工夫を施しており、幼児も楽しく安全に取り組むことができます。

さらにこの2点に加えて、
「自分が相手に突かれたら、つけられたマーカーを相手の剣先につけてあげる」
という大切な過程があります。

こどもの場合、点をとられる = 負ける悔しさに対し踏ん張れず、良くない態度をとることは十分に起こり得ます。
しかし、悔しさを抑えつつ相手にマーカーをつけ返して、「もう一回やろう!」と準備することができれば、その後も、お互いに気持ちよく戦うことができます。

本来、感情を全面に出したい幼児であればフェンシングを始める際の挨拶「ラッサンブレ・サリュー」と相手に敬意を払う「一礼」から「相手に敬意を払う」ことを学びとして身につけさせることは難しいところでしょう。

「マーカーをつけ返してあげる」と言う過程をPAPAMOのこどもたちはたくさんできています。
このプロセスを持つPAPAMOフェンシングを通して、自然と「相手への敬意」を学ぶことができるのです。

ーーありがとうございました!