小学生の子どもの「汚い文字」を改善!遊びの中で楽しく改善しよう!
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抱え込み跳びは、開脚跳びの次に習うことの多い跳び方です。開脚跳びとはまた違ったコツが必要なため、上手に跳ぶことができず悩んでしまうお子さんも多い抱え込み跳び。ただ、特別な筋力が必要な跳び方ではないため、コツさえつかめば誰でも跳ぶことができるはずです。抱え込み跳びを成功させて、運動への自信をつけましょう!
この記事では、抱え込み跳びが上手にできない理由と、上手に跳ぶ方法、家庭でできる練習方法を紹介します。
抱え込み跳びには、6つの動作があります。
この動作が上手に繋がると、抱え込み跳びが成功します。抱え込み跳びを上手に跳ぶために、まずは何ができていないのか確認してみましょう!
幼稚園や小学校では開脚跳びを行った後に、抱え込み跳びを練習することが多いです。助走、踏切、手をつくまでの動きは、開脚跳びも抱え込み跳びも同様です。まずは、開脚跳びを上手に跳べるようになりましょう。
身体を小さく丸めることができていないと、身体が跳び箱に引っかかってしまい跳ぶことができません。両足を揃えて足をグッと身体に引き寄せ、しっかりと小さく丸められているか確認をしましょう。
勢いが足りないと、跳び箱の奥の方に手をつくことができません。もし、跳び箱の奥に手をつくことができていないのであれば、勢いが足りていないのだと考えましょう。
ただ、手を奥につけられているのに失敗をしてしまう場合、勢いをつけ過ぎている可能性があります。勢いが出過ぎると、腰が上がり過ぎて上手に跳ぶことができません。身体のコントロールができる程度の勢いをつける必要があります。
目線が下がっていると頭も下がってしまい、着地点に向かって頭から落ちてしまいます。着地の時に身体のバランスを崩してしまう場合は、目線が下がってしまっている可能性があるので確認を行いましょう。
どうしても跳び箱に乗ってしまう場合、手を跳び箱から離せていないのかもしれません。
抱え込み跳びでは身体を引き寄せた段階で、タイミングよく跳び箱から手を離して着地に向かう必要があります。跳び箱に手をつけたままでいると跳び越えることができず、跳び箱の上に乗ってしまいます。
ここでは、抱え込み跳びを成功させるためのコツを紹介します。一つひとつの動作を繰り返し確認して、身体に染み込ませることで抱え込み跳びを上手に跳ぶことができます。
ポイントをつかんで、抱え込み跳びを成功させましょう。
抱え込み跳びは、手を跳び箱の奥につくだけでなく、さらに身体を通すために手の間を広めにつく必要があります。左手と右手の位置が近すぎると身体が引っかかってしまいます。手のつく位置を広めにとるように意識しましょう。
右手と左手のそれぞれの置く位置に目標をつけると意識しやすくなります。
跳び箱の奥に手をついたら、グッと素早く膝を胸に引きつけます。胸と膝がくっつくくらい身体を小さく丸めるイメージを持つと良いでしょう。
タイミングが遅くなってしまうと身体が跳び箱にぶつかってしまいます。素早く膝を引きつけましょう。
両膝を胸に引きつける意識を持つと、ついつい目線が下に向いてしまうことがあります。
目線が下がってしまうと、助走、踏み切りで作った前に進む勢いを抑え込んでしまうため、目線は前向きにできるよう意識しましょう。
目線が下がっていると顔から落ちてしまう危険性もあります。しっかりと目線を上げて、着地点を目指して跳ぶようにしましょう。
身体が腕の間を通るタイミングで、跳び箱をしっかりと押して突き放します。跳び箱についた手をよりも頭と肩が前にでたら、グッと跳び箱を突き放しましょう。動作の中で行うため、タイミングを身体に染み込ませることが大切です。繰り返し練習を行いタイミングを掴みましょう。
跳び箱に手をつけたままになっていると、勢いを前に進む力に変えられずに跳び箱に乗ってしまいます。
抱え込み跳びを上手に跳ぶために、家庭でできる練習方法を紹介します。抱え込み跳びを上手にするためには、いかに膝と胸を素早く引きつけられるか、タイミングよく手を跳び箱から離して着地できるかが重要です。
家庭でお父さん、お母さんと練習を行い、抱え込み跳びを成功させましょう!
両足を閉じて膝を曲げてしゃがみ、両手を床につけます。この時、両手は足より前の位置に置きましょう。次に両足を閉じたまま、両手の位置に向かってジャンプします。再び両手を前に置き、両足ジャンプで足を近づけます。これを繰り返し行い、前進をしていきましょう。
慣れてきたら、両手の間に閉じた両足を通すようにして、できる限り両手の位置よりも先に足をつけるようにします。そうすると、抱え込み跳びの時の姿勢に近づくため、より実践的な練習になりますよ。
ウサギ跳びを行うことで、膝と胸を引きつけた姿勢や、身体の重心移動の感覚を身につけることができます。
ウサギ跳びを少し進化させた練習です。基本はウサギ跳びと同様ですが、ラインを引いて跳び越える目標をつけます。ラインよりも前からスタートして、手をつく位置も、足を着地させる位置もラインを越えられるようにしましょう。
慣れてきたら、ラインからスタート地点を少しずつ離します。ゲーム感覚で楽しんで練習ができると良いですね。
高さの同じ台や椅子などを2つ使用して行う練習方法です。用意した2つの台を、少し間を開けて設置します。助走はつけずに台に両手をついて、足を閉じてジャンプをします。身体を2つの台の手前から奥に移動させ、体重移動の練習をしましょう。足の着地点は台からできる限り遠くにできるように意識するとより効果的です。
慣れてきたら、台と台の間に障害物を置いて練習をしましょう。台と同じ高さの障害物を乗り越えられるようになると、しっかりと膝と胸を引きつけられていることになります。
高い台や場所に、両手をついて足を閉じた姿勢で跳び乗ります。助走をつけて、両足で踏み込んで跳び乗る練習をしましょう。勢いをつけるため、固定されていない台で練習をする場合は、必ず台を抑える人が必要です。
また、練習をする時は手をついた位置より前に足が着地するよう意識しましょう。手より前に着地することで、跳び箱をタイミングよく突き放す練習になります。
抱え込み跳びは、苦戦してしまうお子さんも多い跳び箱の跳び方です。ただ、ポイントさえつかめば誰でも跳ぶことができる跳び方です。また、抱え込み跳びを通して身体を動かし方を身に付けることは、他の運動やスポーツへも繋がります。そのため、跳び箱の基本の跳び方の一つとして幼稚園や小学校で積極的に取り入れられています。
最初から完璧に跳ぶ必要はありません。練習を繰り返し行い、成功した時の嬉しさや達成感を経験しましょう。今後の自信につながります。
跳び箱に前向きに取り組み、運動に対する自信をつけましょう!